2024/12/27 23:45
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2023/04/02 15:35
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メロディーの作り方としてお勧めなのが、スケール(音階)を使った作り方です。 以前の記事でも説明しましたが、スケールというのは1オクターブの範囲で階段状に音が並んでいる状態の事です。 スケールを使う際に、楽曲の調で使うと定めている音を使ってメロディーを作ると、基本的には、その楽曲のダイアトニックコードと響きが噛み合うメロディーが作れます。 楽曲の主音を各スケールの始まりの音にする楽曲の調で定めている音を使ったスケールでメロディーを作る場合には、その楽曲の調における「主音」をスケールの始まりの音にします。 例えば、楽曲の調が「ハ長調」という場合に、メジャーペンタトニックスケールを使ってメロディーを作る際は、「ハ長調」の主音である「ド」の音をメジャーペンタトニックスケールの始まりの音にします。 そうする事で、そのメジャーペンタトニックスケールで使う音が、「ハ長調」で使う音で構成された音になるので、「ハ長調」のダイアトニックコードで作られているコード進行の伴奏に奇麗に噛み合うメロディーになります。 ペンタトニックスケールって何?ブルースやロック、J-POPといったジャンルで頻繁に使われているスケールに「ペンタトニックスケール」というスケールが有ります。 ペンタトニックスケールというのは、1オクターブの範囲において5つの音だけ使って階段状に並べた「五音音階」というスケールの一種です。 ペンタトニックスケールには、メジャーペンタトニックスケールとマイナーペンタトニックスケールがあります。 メジャーペンタトニックスケールは、自然長音階から第四音と第七音を抜いた状態の5音で作られるスケールの事で、マイナーペンタトニックスケールは、自然短音階から第二音と第六音を抜いた状態の5音で作られるスケールの事です。 メジャーとマイナーで使い分けるメジャーペンタトニックスケールを使ってメロディーを作る際には、長調における主音をメジャーペンタトニックスケールの始まりの音として使用する事で、そのメジャーペンタトニックスケールの音は、その長調で定めている音だけを使って構成されます。 ですが、短調における主音をメジャーペンタトニックスケールの始まりの音として使用した場合、そのメジャーペンタトニックスケールの音には、その単調で定めている音以外の音も使われてしまうことになります。 そうなってしまうと、調性が崩れてしまい、その単調のダイアトニックコードと、メロディーのハーモニーが不協和音になってしまいます。 ですので、長調の時はメジャーペンタトニックスケール、短調の時はマイナーペンタトニックスケールというように使い分けてメロディーを作るようにしましょう。 ※ ただ、平行調の仕組みを使えば、メジャーペンタトニックスケールを短調の楽曲の中でも使う事が出来るので、そのことについては別の記事で紹介していきたいと思います。 にほんブログ村 PR |
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