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# メロディーの作り方を理解するのに必要な音楽理論
2023/03/19 18:51

作曲を始めた初心者の人は「メロディーの作り方ってどうしたらいいんだろう?」っていう人が多いのではないかと思います。

ですが、メロディーの作り方に必要な音楽理論はそこまで多くなく、最低限の音楽理論だけ学ぶとすれば五つの理論暗い学習するだけでメロディーの作り方が理解できるようになります。

メロディーってどうやって作ったらいいんだろう?
メロディーってどうやって作ったらいいんだろう?

ですので、このブログでは、初心者の方がメロディーの作り方を最短で理解できるように、必要最低限度の音楽理論について紹介&解説していきたいと思います。

音名と音程

メロディーの作り方が理解できるようになるには、まず、大前提として、音名と音程について知っておく必要があります。

音名(おんめい)というのは、ピアノの鍵盤の音に付けられている名前の事で、「ドレミファソラシド」や「はにほへといろは」、「CDEFGABC」が音名に当たります。

イタリア音名/日本音名/アメリカ音名
イタリア音名/日本音名/アメリカ音名

「ドレミファソラシド」というのはイタリア音名、「はにほへといろは」は日本音名、「CDEFGABC」はアメリカ音名というように、各国での音名の呼ばれ方に違いが有りますが、この三種類の音名を覚えておけば問題ありません。

音程(おんてい)というのは、音の高さの差の事を意味していて、ドからレの音程差の事を「全音」(ぜんおん)、または「1音」(いちおん)の音程差と言います。

ピアノの鍵盤には白い鍵盤と黒い鍵盤がありますが、白い鍵盤から黒い鍵盤までの音程は「半音」、白い鍵盤から白い鍵盤までの音程は「全音」となっています。

「全音」と「半音」の違い
「全音」と「半音」の違い

ただ、「ミ」と「ファ」、「シ」と「ド」の間には黒鍵が無いので、「ミ」と「ファ」。「シ」と「ド」の音程差は「半音」となっています。

オクターブと音階(スケール)

メロディーの作り方を理解する上で、音名と音程の次に覚えるべき音楽理論は「オクターブ」と「音階」についての知識です。

「オクターブ」というのは、ある「ド」の音から、そのすぐ上の「ド」、または、そのすぐ下の「ド」までの範囲の事です。

オクターブとは?
オクターブとは?

また、オクターブが1つの範囲の事を「1オクターブ」(いちオクターブ)、オクターブが2つの範囲の事を「2オクターブ」(にオクターブ)と言います。

「音階」(おんかい)というのは、英語では「スケール」(Scale)と呼ばれていて、ある音から1オクターブ上の同じ音名の音までの範囲において、音が階段状に並んでいる状態の事を意味しています。

例えば、「ドレミファソラシド」というのは、「ド」という音から、1オクターブ上の「ド」まで音が階段状に並んでいます。

「ドレミファソラシド」という音階
「ドレミファソラシド」という音階

ですので、「ドレミファソラシド」というのも音階の一種になります。

他にも、「ラシドレミファソラ」というのも音階の一種ですし、「ドレミソラド」というのも音階の一種です。

このように、ある音から1オクターブの範囲で音が階段状に並んでいる状態の事を「音階」と言います。

自然長音階と自然短音階

オクターブと音階について理解出来たら、メロディーの作り方を理解するために次に覚える事は、最も基本的な音階である「自然長音階」と「自然短音階」についてです。

「自然長音階」というのは、英語では「ナチュラルメジャースケール」と呼ばれていて、ある音から1オクターブ上の同じ音名の音まで「全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音」という音程差で階段状に音が並んでいる音階の事です。

例えば、「ドレミファソラシド」というのは、「全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音」という音程差で並んでいるので自然長音階となります。

「ドレミファソラシド」は自然長音階
「ドレミファソラシド」は自然長音階

「自然短音階」というのは、英語では「ナチュラルマイナースケール」と呼ばれていて、ある音から1オクターブ上の同じ音名の音まで「全音・半音・全音・全音・半音・全音・全音」という音程差で階段状に音が並んでいる音階の事です。

例えば、「ラシドレミファソラ」というのは、「全音・半音・全音・全音・半音・全音・全音」という音程差で並んでいるの自然短音階となります。

「ラシドレミファソラ」は自然短音階
「ラシドレミファソラ」は自然短音階

この自然長音階と自然短音階は、メロディーの作り方を理解する上で、とても重要な基礎となる音階ですので、覚えておいていただければと思います。

ここまでに解説した音楽理論を理解しておけば、「調性」や「ダイアトニックコード」といった音楽理論についても理解できるようになるので、まずは、この記事で紹介した音楽理論についてしっかりと理解できるようになりましょう。

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